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 系統誤差と偶然誤差

 計測を行う際に必ず誤差が生じる。 例えば鉛筆の長さを定規で測る場合を考える。 この時、測るたびに芯の先端の向きや鉛筆の底のどの部分を基準とするかで測定値は毎回変わってくる。 つまり、測定をするたびにその測定値にばらつきがでるのである。 このばらつきのことを偶然誤差と呼ぶ。
 しかし、もう一つ誤差を与える要因がある。 それは定規の正確性である。 もし、この定規が実際の長さよりも1 mm長く目盛りが記されていたら測定された値は偶然誤差に1 mm足し合わされた値をなってしまう。 この偶然に生じることなく、測定によって常に一定の値を持った誤差のことを系統誤差と呼ぶのである。

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