ファーレンハイト度(Fahrenheit)・華氏度
カテゴリー:熱力学
アメリカに旅行に行き、テレビの天気予報を見ると気温が「℉」の表示になっている。 この「℉」はファーレンハイト度や華氏度と言われる温度の単位である。 一般的には「華氏」と言われることが多いかもしれない。
ファーレンハイト度と言う呼び方は、それを設定したポーランドの物理学者、ガブリエル・ファーレンハイトに由来する。 ファーレンハイト度は日本を含むほとんどの国で使われなくなったが、未だアメリカだけは使用を続けている。
図1. ファーレンハイト度・華氏度
一般的に使われる「℃」はセルシウス度・摂氏度と呼ばれる。 ファーレンハイト度や華氏度と言われても想像し難いと思うので、簡単にファーレンハイト度とセルシウス度の関係を紹介しておく。
ファーレンハイト度はセルシウス度の1.8分の1と定義されている。 つまり、それぞれの単位が示す1度の幅は異なるのである。
1ファーレンハイト度は、1.8セルシウス度に相当するのである。
これはファーレンハイト度の方が細かく温度刻みが設定されていることを意味するのである。
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